更新: 2026-09-20

LM-CamでiPhoneから無線ライブコーディング

iPhoneの配信アプリ「LM-Cam」からWi-Fi経由でPlayCutに映像を送り、試合をリアルタイムにタグ付けする手順。ケーブル不要で、iPhoneをコートのどこにでも置けます。

iPhoneをカメラにして、Wi-Fi経由でPlayCutに映像を送りながらタグ付けする方法です。ケーブルが要らないので、iPhoneはスタンドの上段でもコート脇でも好きな場所に置けます。配信アプリには「LM-Cam」を使います。

用意するもの

インターネットにつながっている必要はありません。iPhoneとMacが同じWi-Fiにいれば動きます。

Mac側: PlayCutで受信の準備

1. ライブ取り込みで「iPhoneから配信(無線)」を選ぶ

ホーム画面の「新規プロジェクト」でプロジェクト名を入れ、「ライブ取り込み」タブを開きます。ソースの一覧から「iPhoneから配信(無線)」を選びます。

新規プロジェクトのライブ取り込みでソースを選ぶ

2. IPアドレスとポートを控える

ソースを選ぶと、その下にこのMacのIPとPort: 18891が表示されます(見えないときは下にスクロール)。この2つをiPhone側に入力します。

あわせて「接続モード」を選びます。

IPアドレス・ポートの表示と接続モード

IPが「取得できませんでした」と出るときは、Macの「システム設定」→「Wi-Fi」→接続中のネットワークの「詳細…」→「TCP/IP」で確認できます。

Macのシステム設定でIPアドレスを確認する

3. 取り込み開始 → 接続確認

「取り込み開始」を押すと接続確認のウィンドウが開き、「配信の接続を待っています…」と表示されます。この状態でiPhone側の設定に移ります。

配信の接続を待っている接続確認ウィンドウ

iPhone側: LM-Camの設定

1. 配信先をMacにする

LM-Camのカメラ画面右下の「…」から設定を開き、「Others」のVideo encodingを「SRT Caller」にします。同じ画面の「Low latency」もオンにしておきます。

OthersのVideo encodingをSRT Callerにする

続けて同じ「Others」画面の下にある「Settings」→「SRT」を開き、次のように入力します。

SRT SettingsにMacのIPとポートを入れる

2. 画質

「Video」の Resolution / Frame rate / Bitrate で画質を決めます。解像度は1080p / 30fps、Bitrate は4〜6 Mbps程度がおすすめです。高くしすぎるとWi-Fiが追いつかず、iPhoneも熱くなります。

3. iPhoneを機内モードにしてWi-Fiだけオンにする

配信中にモバイル回線へ切り替わると映像が止まります。機内モードをオンにしてから、Wi-Fiだけをオンに戻すのを現場の手順にしてください。

ライブコーディング開始

1. LM-Camで青い「Stream」ボタンを押して配信を開始します。PlayCutの接続確認ウィンドウに映像が映ります
2. 「● 録画開始」を押し、プロジェクトの保存先フォルダを選びます
3. タイムラインが進み始めたら、あとはいつものようにタグ付けしてください

配信が途中で切れても大丈夫です。「再接続中」と表示され、iPhone側の配信が戻ると同じタイムラインの続きから取り込みが再開します。試合が終わったら「■ 停止して保存」で通常の動画プロジェクトになります。

うまくいかないとき

ケーブルでつなぐ方法は LM-CamをUSBでつないで有線ライブコーディング をご覧ください。